家庭内で一番水を使うのはお風呂、次に「トイレ」となっています。
使う水の量が多いので意識すると大きな節約につながります。
どのようにすれば節水、節電につながるのでしょうか?
まずはトイレのちょっとした豆知識をどうぞ。
トイレのトリビア
トイレのトリビアをいくつか挙げてみます。
トイレットペーパーは、1891年にアメリカのセス・ウィーラーによって発明されました。
トイレのドアに「男性」「女性」という表示があるのは、1900年代初頭にアメリカのトイレ設計者が考案したものです。
トイレの便座には、電熱式便座、温水洗浄便座、乾燥機能付き便座など、様々な種類があります。
トイレットペーパーの使用量は、世界中で年間約270億ロールにもなります。
トイレのフラッシュは、イギリスのアレクサンダー・カミングスによって1775年に発明されました。
トイレに設置されているウォシュレットは、日本のトイレメーカー・TOTOが発明しました。
トイレの便器は、陶磁器やプラスチックなど様々な素材で作られています。
以上が、トイレのトリビアの一例です。トイレは日常生活で欠かせない場所ですが、その歴史や仕組みについて知ることで、より深く理解することができます。
TOTO株式会社
TOTO株式会社(旧社名は東洋陶器株式会社)は、日本に本社を置くトイレ・バスルーム用品のメーカーで、日本をはじめとする世界各国で製品を提供しています。
トイレ、洗面器などの衛生陶器で約6割のシェアがあり第1位。現在では多く使われているユニットバスはTOTOが最初に発売しました。
1980年代に発売を開始したシャワー式トイレ「ウォシュレット」は大ヒット商品となって現在に至ります。
トイレでの節約方法
流すレバーの「大・小」を使い分ける。
大小のレバーが無いトイレもありますが、一般的なレバーが付いているトイレでは大が10リットル、小が8リットル水が流れます。
差が2リットルしか無いんだなあと思ってしまいましたが、毎日家族で使っていることを考えると、しっかり使い分けることで大きな節水効果が生まれますね。
タンクに貯まる水で手を洗う
トイレから出て洗面所で手を洗うよりも節水になります。
ハンドソープ等を使うとタンクの故障原因になりますので注意しましょう!
タンクの節水アイテムを使う
100均でも売っていますが、トイレタンク内の水を調節するグッズで節水ができます。
ただし、タンクによっては使えないものもありますので注意して購入しましょう。
お風呂の残り湯で水を流す
これも節約にはつながりますが、ユニットバスとかでないとトイレとお風呂が離れていたり、面倒なのであまり現実ではないかもしれませんね。
トイレットペーパーをダブルからシングルに変える
ダブルからシングルに変えることで使用量が減って節約につながります。
温水洗浄便座の電源を抜く
家庭内の待機電力6位に入るほど待機電力が高い「温水洗浄便座」ですが、使用していない時にコンセントを抜くことで節約することができます。
我が家では2台目のトイレには貼るタイプの便座カバーを付けて電源をほとんどの時に抜いてますよ。
トイレットペーパーはダブル?シングル?
ある実験ではトイレットペーパーはダブルよりシングルの方が1.6倍長持ちするという結果が出ています。
ダブルもシングルも1巻の紙の量は同じですが、重ねて使うことを考えると使う紙の量の差が生まれて結果ダブルの方が使用するペーパーの量が多くなったというわけです。
1回では少しの差でも1か月、1年と考えて行くとかなり大きな節約効果が生まれますね。
トイレの節約でやってはいけないこと
トイレのタンクにペットボトルを入れる
トイレのタンク内の水位を上げるためにペットボトルを入れるという方法をよく見かけます。
タンク内にペットボトルを入れることで、タンク内に溜める水の量が減り節水になりますが、ペットボトルがタンク内の水流を妨害する恐れがあるので注意が必要です。
トイレットペーパーを多く使う
トイレットペーパーを多く使うことは節約にならない他、トイレが詰まって思わぬ故障につながり、修理代がかかってしまうこともあります。
トイレットペーパー以外の紙を流さないのはもちろん、他の異物も流さないように注意しましょう。
まとめ
トイレはうまく利用することで節水、節電につなげることができます。
まずはやってなかった節約方法から試してみてくださいね。
僕はもう少しトイレットペーパーの節約を考えてみたいと思います。