どんな家庭でも電気は必ず使ってますが、出かける時や夜寝る時にコンセントを全て抜いてしまう家庭は無いですよね。
しかしその待機電力にもしっかりと電気代はかかってしまいます。
本当にもったいない...。
ではどのようにすれば待機電力を減らせるのか考えてみましょう。
待機電力ってどのくらいかかってる?
待機電力とは「コンセントに接続されたままの家電製品が、電源の切れている状態でも消費する電力のこと」で、一般家庭では年間約7000円ほどもかかっています。
1か月あたり580円と結構な額ですので減らしたいところですね。
待機電力が多い家電は?
1位:ガス温水器
2位:テレビ
3位:エアコン
4位:電話機
5位:BD・HDD・DVDレコーダー
毎日使ってる携帯の充電器は1か月で約1円程度と待機電力はあまりかかってませんが、コンセントの挿しっぱなしは本体の故障原因になったりしますので注意しましょう!
待機電力を減らしやすい家電は?
冷蔵庫はもちろんですが、電話機、テレビ等は電源が入っていないと使えない機能が出てきますので待機電力の削減には期待できません。
ではどんな家電が節電しやすいのでしょう?
ガス温水器
壁に埋まってるタイプが多いと思うのでコンセントを抜くことができませんが、主電源を止めることで大きな節電効果が期待できます。
エアコン
夏・冬は毎日のように動かしていると思いますが、「春」「秋」はどうでしょう?
使わない日がほとんどだと思いますので壁に刺さっているコンセントを抜いておきましょう!
温水洗浄便座
意外と待機電力が高い「温水洗浄便座」は実はランキング6位に入っています。
ちょっと面倒ですが出かける時に電源を抜いておくことで節電につながりますよ。
待機電力を手軽に減らす方法
これは使っている家庭が多いんじゃないかと思いますが、スイッチが付いている「節電タップ」の利用です。
いちいちコンセントを抜かなくても待機電力が減らせますのでとても簡単に節電ができますね。
でも…
せっかく節電タップを使ってるのにスイッチ切り忘れてない?
これが一番の無駄ですね(笑)
待機電力のかからない家電は?
どんな家電でもコンセントが差し込まれていたら待機電力がかかっていそうですが、挿しっぱなしでもヘアアイロン電力のかからない家電もあります。
代表的なのがヘアアイロン・ドライヤー・アイロン等ですが、これらはコンセントを挿しっぱなしにする方は少ないですよね。
意外と知られていないのが「電気ケトル」で、スイッチを入れてお湯を沸かしている時以外は電力がかかっていません。
また、フル充電になった携帯ゲーム機やシャットダウンしたノートパソコンは待機電力がほとんどかかっていませんが、バッテリーなどに負担がかかりますので充電が完了していたらコンセントは抜いた方が良いですよ。
まとめ
待機電力はこまめにコンセントを抜く、節電タップのスイッチを切ることで減らすことが可能です。
しかし家族全員にその意識が無いと大きな効果が発揮できません。
子供にもしっかりと伝えて家族全員で節電に取り組みましょう!